みなさま、こんにちは。前回の古川静仙の一日シリーズからだいぶご無沙汰してしまいました。どうしても書道のお稽古が優先なので、余裕がないとなかなかブログが書けません。
さて、たまの休みの日は一日じっくりと臨書(りんしょ)に励んでいます。臨書とは古典に学ぶこと、つまり古典に内在する先人の知恵を吸収することです。臨書の際は古典に学ぶという姿勢に徹することが大切だと言われています。私の先生も「腕を上げるには古典の勉強をしなさい」と常々口にされています。
最近お稽古した臨書作品から、今日ご紹介する『李太白(りたはく)』は草書で、黄庭堅(こうていけん)の代表作の一つ。黄庭堅は顔真卿(がんしんけい)の書を主としてよく学び、よく筆力を鍛錬し、特に草書に邁進しました。晩年に至ってますます心境と技能を深めていったと言われています。内容は、唐の李白の詩を草書したもの。
↓李太白(りたはく)。半切(35cm×136cm)全四枚。
↓羊毛の筆で書きました。
草書は気持ちよく書くことが大切です。書いているといつの間にか没頭して時間を忘れるぐらい。皆さんも書道で没頭してみませんか?
これから書道を習ってみたいと思う方はお気軽に、問い合わせフォームでお待ちしております。
西麻布書院 代表 古川静仙
Seisen Furukawa's one day #10 ~ Recent works
The above photos are "Ritahaku" which I brushed. Cursive style from 11th century.
It's a good chance to learn something very Japanese if you live in Japan or visit Japan. I am an English speaker, so I can teach you Shodo in English. You don't need to bring your interpreter.
We have an English page for the information of Nishi-Azabu Shoin.
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Thank you,
Seisen Furukawa / Head of Nishi-Azabu Shoin
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