古川静仙 古筆の臨書~曼殊院本古今集~ ~Furukawa Seisen's journey~


皆様、こんにちは。台風の三連休になりましたね。ものすごく蒸し暑いです。皆様いかがお過ごしですか?

三連休は久しぶりに時間があったので、古筆の臨書をしました。

曼殊院本古今集(まんしゅいんぼんこきんしゅう)です。現物と同じ色の料紙に臨書し、つなげて巻子本に仕上げました。



曼殊院本古今集は、京都の曼殊院に伝来した「古今和歌集」の巻第十七の残巻です。漉き染めの紙を継いだ巻物です。元は七十首あったと思われますが、うち三十一首を残すに過ぎないのは残念なことです。しかしながら、曼殊院本古今集は平安朝古筆の中で最小の巻物で、書道史上銘記すべき逸品と言われています。

一部をご紹介したいと思います。

古筆の臨書は、歌を読みながら書きます。

空いた時間に古筆の臨書をするのはとても楽しいです。外は台風でも心の中は穏やか。

皆様も習った古典の続きを書いたり、楽しんでください。

2022年9月18日

西麻布書院 古川静仙



Furukawa Seisen's journey

I have a spare time today, so I brushed old Kana from 12th century. I feel like I traveled to 12th century which is Heian-jidai. I feel so peaceful in my mind when I brush an old Kana even in this difficult time.


I hope you all have a peaceful mind with Shodo. If you are interested in Shodo, please contact us from here. For the details about Shodo classes are here.
Thank you,

Seisen Furukawa
Nisihi Azabu Shodo Studio

ホームに戻る書院ブログ一覧に戻る

× 閉じる

上へ