古川静仙の徒然なるままに#3 ~古川静仙の2015年 ~ Looking back the year of 2015 ~

お正月を皆さんいかがお過ごしですか?私は年末ギリギリまで片付けと大掃除に追われました。

 

さて、2015年はほとんど猛ダッシュという一年でした。休みはほとんどない状態で、ブログを書くのもままならない時もありましたが、お陰様で乗り切ることができました。今日は徒然なるままに2015年を振り返ります。

 

 ↓検定試験に挑戦する生徒さんも増えてきました。熱心な生徒さんが多く、いつも励まされます。

 

↓ヨーロッパ、アメリカ、南米から様々な方がいらっしゃいました。西麻布書院もインターナショナルになってきました。

 

外国の方々に日本の文化をご紹介できて嬉しい限りです。うちの生徒さんは英語を話せる人が多いです。さすが西麻布という土地柄ですね。話しも弾みます。

 

そして夏はいつも一年で一番忙しいです。普段私は外部の展覧会にはあまり出展しないのですが、今年は清水寺の書画展への出展依頼があり、最初どうしようかと迷いましたが、生徒さんに後押しされて出展する運びとなりました。ですので、恒例の秋の展覧会に出す作品二点に加え、京都の清水寺書画展の作品と、三点の作品の締め切りが夏に重なり、火を噴くほどの忙しさでした。

 

↓篆書(てんしょ)作品。一枚書くのに3時間半ぐらいかかったので、一日に2枚書くのが限度でした。紙を変えてみたり、行間を変えてみたり、いろいろと試行錯誤しながら。

最終的にはブルーの紙にしました。

 

↓篆書に疲れたところで、もう一つの作品、仮名。こちらはサラサラと筆が進むので、一気に書きました。

道元禅師の和歌『春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪冴えて涼しかりけり

 

先にこれら二点を書いたので、清水寺書画展に出展する作品は隷書にしました。これもたくさん書きました。

 

このように夏は全く休みがない状態でしたので、さすがに疲れたのか、展覧会作品を三つ仕上げた後帯状疱疹になってしまい、さらに追い討ちをかけるように一ヶ月間風邪を引いてしまいました。

 

↓秋の展覧会に出品する生徒さんも、一番暑い八月に頑張りました。

 

↓10月、秋の展覧会本番。生徒さんの出品作品。表装されてなお素晴らしくなりました。

  

 

↓古川静仙の出展作品。展覧会場にて。篆書は額装に、仮名は軸装にしました。

 

↓12月。京都の清水寺の書画展に出品したので見に行きました。生徒さんもわざわざ駆けつけてくれてありがとうございました。

 

『萬物(ばんぶつ)光輝(こうき)を生ず』その名のとおり金色に光り輝く素晴らしい軸装にしてもらいました。

京都はなんと25年ぶりでした。でもたったの一泊・・・次回はゆっくり散策をしたいです。

 

このように、人様にお教えしたり、作品書きの他に、今も週に二回は習いに行っているのでそのおさらいや宿題にも追われました。

↓6月に書いた宿題。『牛橛造像記(ぎゅうけつぞうぞうき)』。全紙。遥か昔に書いたような気がしていましたが、たった半年前?!

 

↓これも6月の宿題。『古樹賦(こじゅのふ)』。全紙。

どちらも古典の臨書です。よくぞこんなに書いたなと自分でもびっくりします。このように一年で書いた宿題の山を、年末に大片付けするのです。^^;;

 

↓年に4回、検定試験も頑張りました。

 

↓紺紙に金泥で書いた『般若心経』

 

一日でも休みがあると(実際には休めない)、「さぁ、今日は何を書こう!」と張り切って朝から晩まで宿題書きです。これがサラリーマンのように朝から晩までパソコンの前で仕事をしていたら頭痛もするし肩こりにもなるでしょう。嫌な上司にストレスも溜まるでしょう。でも書道は没頭していると時間の経つのも忘れ、食べるのも忘れるくらいです。そして没頭した後の気分の爽快なこと!書道に没頭している時は何も考えていないのだと思います。日々書道でリフレッシュされ、ゆえにどんなに忙しくてもこうして続けられるのだと思います。

 

生徒さん、上達の秘訣はクラスで直されたところに注意しておうちでもう一度書いてみることです。それで初めて上達します。習いっ放しではもったいないです。クラスで習ったことを是非おうちでおさらいすることをお勧めします。私は先生に30分でいいから毎日必ず書きなさいと言われました。それで会社に勤めていた時も毎日寝る前に30分必ずおさらいをしました。それで知らず知らずのうちに上達しました。何事も継続は力、努力なくして実りなし。

 

書道を教えているのにまだ習っているのかと時々驚かれることもありますが、他の資格試験と異なり、書道は試験にパスしたらそこで終わりではないのです。書道の雅号や師範の看板がゴールではありません。あなたが雅号をもらい、看板をもらった時にわかるでしょう。「腕を上げるには古典を勉強しなさい」と常々先生に言われてきました。書道には数千年の歴史がありますから、古典の勉強は果てしなく続きます。そして勉強するほどにその奥深さに驚かされ魅了されます。私もいま古典の世界を探究している途中です。きっと一生勉強すると思います。一生打ち込めるものに出会えて本当に幸せです。

 

最後に、生徒さんには今年もトニー君を可愛がっていただき、ありがとうございました。

↓生徒さん撮影。

生徒さんのバックに飛び込むのが好きですみません。(^^;)

 

今年もトニー君共々よろしくお願いいたします。

 

西麻布書院 代表  古川静仙

 

新しい年、皆さんも書道でリフレッシュしませんか?

 

Looking back the year of 2015 ~

The year of 2015 was really busy but great. The greatest thing was to see big improvement on students. And the happiest thing is to be with my Tony all day.

Thank you for your support! I hope the new year will be a wonderful one for all of you!!!

 

Seisen Furukawa / Head of Nishi-Azabu Shodo Studio

 

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